近年、全国的に中央卸売市場を中心とした魚業界を取り巻く環境での魚食離れが危惧されています。
そこで、本日2月25日に当組合の近隣小学校の加太小学校にて6年生を対象にお魚の調理実習を行いました。
以前からも和歌山市農林水産課と当組合の女性部で何度も「食育活動」の一貫として、このような料理教室を通じ調理実習を行い、お魚に慣れ親しんでもらえるよう当組合においても活動をしています。
さて、今回の料理教室での実習はサヨリを使った干物作りです。
ウロコを取り下処理をしたサヨリを「背開き」にして、約5%の塩水に漬ける「立て塩」という方法で魚に塩を添加させます。
こうすることで、魚の身を締めて魚肉に弾力を与えます。
「立て塩」の工程はこの塩水に約30分程度漬けておきます。
そして、ようやく干物になるよう「天日干し」を風通しの良い日陰でじっくりと干すと「サヨリの干物」が完成するのです。
干物の歴史は1980年代前半に静岡県の沼津が全国で干物シェアの70~80%を占めるようになり、全国的に広まったと言われています。

今日の主役のサヨリです。綺麗ですね?
 

立て塩用の塩水を準備中…
 

挨拶と干物の説明をしています。
 

真剣に説明を受けています。
 

さばき方の注意点を説明しています。
 

いよいよ実演説明に入りました。
 

このように説明しています。
 

臭みを除く処理も実演中。
 

実演説明を真剣に受けている生徒たち。
 

きれいな見本の完成です。これを目指しましょう!
 

いよいよ自分で開く実習開始です。丁寧に教えられています。
 

こちらの班もプロに見守られながら実習を始めました。
 

さあ、始めましょう!
 

こちらでも、丁寧に教えてもらいながらトライ!エライ!
 

慣れない手つきですが…いざ出陣!
 

おっと?慣れてきましたよ!
 

女性部講師に優しく教えてもらっています。
 

女性部のプロの手ほどきを受けています。
 

最初は手馴れていませんが、これからです!
 

こちらも一生懸命です!
 

こちらでも女性部の方に見守られ…
 

教える側も大変であります。
 

自分達で初めて開けました。やりましたね~グッジョブ!
 

こちらも負けず頑張っております。
 

みんなで格闘中でありんす。
 

親身に教えられていますね。がんばれ!
 

慣れていません!先生お願いします。
 

微笑ましい授業風景となっていますね~
 

こちらでは最後の処理ですか?
 

自分で初めて開きました!
 

こちらでもプロの指導を受けています。
 

悪戦苦闘かな??
 

教えてもらった通りきれいに処理中です。
 

続々と仕上がりをみせております。頑張りました!
 

見守られ実習中・・・
 

ようやくサマになってきましたね?女性部部長も感心!
 

女性部部長直々に優しく教えていただいています。
 

本当のサプライズでした!英語教師の登場!(ヤラセじゃないよ)
 

祖国ではこのような授業はないらしいです。興味津々!
 

続々と仕上げに入っています。教え方が良いのでしょうね。
 

女性部の先生もきちんとフォロー中…
 

母親の目のようにチェックしてらっしゃいますね。
 

きれいに仕上がりました!
 

こちらでもフォロー中でございます。
 

開いたサヨリを続々と塩水に投入。立て塩工程に入りました。
 

きれいに塩水に漬けましたね。
 

ひとまず休憩時間を使い、立て塩で漬かるのを待ちます。
 

このような網のカゴで天日干しをします。
 

さあ、天日干しの開始です。丁寧に並べていきます。
 

次々と並べて干していきます。
 

綺麗に並べましたね~
 

並べ終わり、虫が入らないようチャックをします。
 

竿を上げて、天日干し開始です。ゴールですね。
 

実習を終えました。ミッション完了です。疲れたかな?